季節の花

サクラ
サクラ
和名
サクラ
学名
Prunus jamasakura(ヤマザクラ)
科名
バラ
属名
サクラ
場所
園内各所
見頃
3月〜5月
開花
3月下旬〜5月上旬

早咲き種としてカンザクラ、エドヒガン、カワズザクラが、中期咲きとしてヤマザクラ、ソメイヨシノが、遅咲き種としてシダレザクラ、ヤエザクラ(ともに品種不明)など380本余が園内に植えられています。
佐世保の桜の名所となるように大事に育てています。

スズラン
スズラン
和名
ドイツスズラン
学名
Convallaria majalis
科名
クサスギカズラ
属名
スズラン
場所
あじさい園横
見頃
4月
開花
4月

温帯域上部の明るい草地に自生し、日本に野生するスズランと比べると大型で強い香りがします。
観賞用に栽培されているものの多くはこのドイツスズランです。
花と葉の高さがほぼ同じです。
花が終わると丸い果実ができ、秋に赤く熟します。

ハナカイドウ
ハナカイドウ
和名
ハナカイドウ
学名
Malus halliana
科名
バラ
属名
リンゴ
場所
本館前エントランス
見頃
4月
開花

中国原産の落葉低木でリンゴの仲間。
リンゴの受粉樹でもあるのですが、鑑賞が主目的です。
ピンク色の美しい花が咲きますが、当園では実のなったことはありません。
エントランスの他にスキー場横の法面にまとまって植えてあります。

ブナ(新緑)
ブナ(新緑)
和名
ブナ(新緑)
学名
Fagus crenata
科名
ブナ
属名
ブナ
場所
アジサイ園左側
見頃
4月
開花
4月

温帯林の代表的落葉広葉樹。山地に自生し、当園のものは植樹したものですが、200本余りがまとまって植樹されている所は近在にはありません。
当地は暖地である上に標高が低いため、新緑の若葉は非常に奇麗です。
しかし紅葉の色は乏しいのが残念。

ヤマボウシ
ヤマボウシ
和名
ヤマボウシ
学名
Cornus kousa
科名
ミズキ
属名
ミズキ
場所
エントランス入口、本館裏
見頃
5月〜6月
開花
5月〜6月

落葉小高木。
各地の山地に生え、高さ5~10mになります。
白い花が咲きますが、白いのは総苞片(がく)です。
真ん中に小さな花が球状に集まって咲きます。
実は熟すとおいしく、トロピカルフルーツのような味がします。

キショウブ
キショウブ
和名
キショウブ
学名
Iris pseudacorus
科名
アヤメ
属名
アヤメ
場所
本館裏花壇
見頃
5月
開花
5月〜6月

ハナショウブやカキツバタに近い種類ですが、明治時代に日本に帰化し、全国の水辺に広がり野生化しました。
湿地を好みます。 葉は細長い剣状で直立します。
花色は鮮やかな黄色で、名前の由来となっています。

ツツジ・サツキ
ツツジ・サツキ
和名
ツツジ・サツキ
学名
Rhododendron
科名
ツツジ
属名
ツツジ
場所
パークゴルフ場他
見頃
5月
開花
5月〜7月

平戸に古くから栽培されてきた園芸種のヒラドツツジやクルメツツジ、サツキの仲間などが園内各所に植栽されています。
赤やピンク、紫や白、枝変わりなど様々な花の色が楽しめます。

パンジー
パンジー
和名
パンジー
学名
Violax wittrockiana
科名
スミレ科
属名
スミレ属
場所
本館前エントランス
見頃
3月上旬〜5月
開花
12月〜5月

本来は春を代表する花ですが、秋には開花促進した苗が出回り、長い期間楽しめます。
当園でも前年12月頃、市民の皆様と一緒に植え付けを行っていて、早春より来園者を出迎えてくれます。
また、園内にはタチツボスミレやスミレなどの野生種も自生していて、可憐な姿を見せてくれます。

チューリップ
チューリップ
和名
チューリップ
学名
Tulipa gesneriana
科名
ユリ
属名
チューリップ
場所
本館前エントランス
見頃
4月〜5月
開花
4月〜5月

知らない人はいないでしょう。パンジーなどと共に春を代表する花。
色々な品種があり、選ぶ楽しさも格別。
当園でも毎年12月頃、市民の皆様と一緒に植え付けを行っています。
雪の多い年は開花が心配されますが毎年、元気よく咲いて楽しませてくれます。

カサブランカ
カサブランカ
和名
カサブランカ
学名
Lilium Casa Blanca
科名
ユリ
属名
ユリ
場所
園内各花壇
見頃
7月~8月
開花
7月~8月

オリエンタルハイブリッドの代表的な園芸品種で、花の大きさや花数の多さ、豪華さで人気があります。
上手に育てると、ひと株に十数個もの花が咲くこともあります。

アジサイ
アジサイ
和名
アジサイ
学名
Hydrangea macrophylla
科名
ユキノシタ
属名
アジサイ
場所
アジサイ園
見頃
6月〜7月
開花
6月中旬〜7月

落葉低木。日本原産の野生植物で、これを親として品種改良が行われ、世界に普及しました。
様々な花色があります。
花と見える部分はガクで、いわゆる花びらではありません。
園内には2,200余株が植えられていて、毎年開花期にアジサイ祭を行っています。

ヤマボウシ
ヤマボウシ
和名
ヤマボウシ
学名
Cornus kousa
科名
ミズキ
属名
ミズキ
場所
エントランス入口、本館裏
見頃
5月〜6月
開花
5月〜6月

落葉小高木。
各地の山地に生え、高さ5~10mになります。
白い花が咲きますが、白いのは総苞片(がく)です。
真ん中に小さな花が球状に集まって咲きます。
実は熟すとおいしく、トロピカルフルーツのような味がします。

コスモス
和名
コスモス
学名
Cosmos bipinnatus
科名
キク
属名
コスモス
場所
本館裏花壇、アジサイ園周辺
見頃
10月
開花
9月

一年生草本。原産地はメキシコの高原地帯で、日本には明治20年頃に渡来したと言われています。
和名は“秋桜。文字通り秋に白やピンク、赤などの一重の花を次々に咲かせ、群生させた姿は大変見事で、各地で名所となっています。

リュウキュウハギ
和名
リュウキュウハギ
学名
Lespedeza liukiuensis
科名
マメ
属名
ハギ
場所
バーベキューハウスの下の法面やソリ場周辺
見頃
10月
開花
9月〜10月

中国や東南アジア原産の落葉低木。日本では奄美や沖縄などの琉球地方に自生しています。
よく分枝し、1~2メートルの高さに枝立ちします。
花色は赤紫色で、マメ科特有の蝶の形をした花弁を次々と咲かせます。
栽培は簡単で、土質を選びません。また、暑さ寒さにも強く、秋になると一面紫色に染まります。

紅葉(ブナ・モミジ類)
紅葉(ブナ・モミジ類)
和名
紅葉(ブナ・モミジ類)
場所
ゴルフ場、アジサイ園周辺
見頃
10月〜11月
開花
11月

園内で紅葉するのは、ブナのほか、ウリハダカエデ、イロハモミジ、ナンキンハゼ、ハゼノキなどがあります。
なかでも主にゴルフ場などにまとまって植えてあるドウダンツツジの紅葉は特に美しく、毎年来園者の方々の目を楽しませてくれます。

ヒガンバナ
ヒガンバナ
和名
ヒガンバナ
学名
Lycoris radiata
科名
ヒガンバナ
属名
ヒガンバナ
場所
ゴーカート周辺・エントランス脇 他
見頃
9月
開花
9月

曼珠沙華とも呼ばれ、秋のお彼岸の頃に赤色の花を咲かせます。花色は赤色の他、白や黄色があります。 地下にはチューリップに似た球根があり、球根を増やして増殖します。球根には有毒物質が含まれ、田や畑の畔をイノシシなどから守るため植えられています。
花が終わる頃、球根から細い葉が伸び出し、春には枯れて夏眠に入るため、花と葉が一緒に土中から出ることはありません。

サザンカ
サザンカ
和名
サザンカ
学名
Camellia sasanqua
科名
ツバキ
属名
ツバキ
場所
駐車場周辺
見頃
12月〜1月
開花
12月〜1月

四国の太平洋側、九州中南部から南西諸島にかけて自生しています。
野生種の花色は白や薄い桃色ですが、多くの園芸品種があって、その色は白、赤、ピンクと様々。
童謡の“たきび”に登場するサザンカは、いったい何色だったのでしょうか?
冬の少ない時期に開花し、私たちを楽しませてくれます。

スイセン
スイセン
和名
スイセン
学名
Narcissus tazetta
科名
ヒガンバナ
属名
スイセン
場所
駐車場周辺、アジサイ園
見頃
1月〜2月
開花
12月〜4月

ニホンズイセンなどの早咲き種は年内に開花をはじめ、遅咲き種は4月頃に咲きます。
そのため品種を選べば、長い期間開花が楽しめます。また、花の形もラッパ咲きやカップ咲き、八重などがあります。
ヒガンバナと同様、球根や葉には有毒物質が含まれていて、ニラやノビルと間違えて食べて、中毒を起こす事故が後を絶ちません。
注意しましょう。

ヤブツバキ
ヤブツバキ
和名
ヤブツバキ
学名
Camellia japonica L
科名
ツバキ
属名
ツバキ
場所
ゴルフ場、駐車場周辺
見頃
1月〜2月
開花
2月〜3月

ツバキ科の仲間は、主に熱帯から亜熱帯に分布していて、日本が北限とされています。
寒い冬に咲く貴重な花として古来より愛され、様々な品種が作り出されました。
種子からは多量の椿油が採集されるので、化粧品や薬、食料品などに加工されています。
また五島うどん作りにも一役買っています。
種子から笛を作ることもできます。